『池江璃花子 19歳』

5/9(土)のNHKスペシャル「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」を見ました。

その中で発した彼女の言葉が忘れられなくて、今日また見ていました。
白血病と告知された時、彼女はこう思ったそうです。

 

言い方を悪くすれば、オリンピックに出られなくて良かった。

メダルを取るという、自分自身に課していたプレッシャーから解放された。
背負ってたんでしょうね、こんなふうに思うってことは。
だって絶対、アスリートとして良くないことを言っていますもん。
オリンピックに出なくて良かったなんて、普通誰も言えないじゃないですか。

「池江また日本新」みたいに書かれることがすごい嫌で、
そんなに毎回、記録を期待しないでほしいと言うのが正直あって、
いざ そういう立場(病気)になった瞬間は、
自分が思ってなかったこととか、言えなかったことも すごいどんどん出てきたし、
自分の本音ってこうなんだって、自分でびっくりすることもあったし、
病気になるといろいろ変わるんだなと思いました。

 

この場面は、1時間の番組の中の2分間です。
番組全体のトーンは、“それでも持ち前の明るさで後ろを振り向かず、一歩ずつ前に進んでいく”池江璃花子さんとして描かれています。

 

3.11以降、私が感じていることの一つにこんなことがあります。

人生のその時々に、良かったとか良くなかったとか思うけど、ホントかな。
わからないよね、時間が経ってみないと。
死ぬ直前まで、わからないよね、多分。

その時々で感じた、いいこと悪いことって、都合がいいこと悪いことに過ぎないんじゃないのかな。
ほとんど、自分の都合で生きてるよね。
自分の都合を忘れた時にわかるってことかな。
それが、死ぬ直前か。笑

死ぬ前に、ああ面白かったなって思えたら、それが最高の人生だな。

 

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