【なつかしい】セミナー

【なつかしい】セミナーは、初めて訪れたインドで始めました。1996年の暮れのことです。その後、フランス、ドイツ、オーストリア、イギリス、スコットランドと毎年夏に2~3ヶ国で開催してきました。3年前からは、フランスに各国の人が集まる形式にしています。毎年、8ヶ国ほどが参加しています。
そもそも【なつかしい】セミナーとは何なのか?Chanpaka(私のマネージャー)から私へのインタビューを転載します。

Chanpaka(以下Ch):なつかしいとはどういう事ですか。

興梠(以下K):懐かしいを英訳すればノスタルジィなんですが、セミナーの【なつかしい】は、カムバック•ユアセルフやゴーイング•ホームという意味で使っています。なつかしいという日本語が他の国の言葉に訳されるときに、一番伝わって欲しいのは、本当は私たちが生きているこの世界はとても楽しいし、面白いということです。ところが人は人生をどちらかというと辛く、厳しく、苦しみも多いと思いがちなんです。どうも洋の東西を問わず、楽しみや喜びというものは束の間だったり、長くは続かないものと思っている人が多いようですね。生きていく上で、あんまりパッとしない事の方が多いんじゃないかという思い込み。なんでそうなったんでしょう。いつからそうなったんでしょう。
それは、シフトですね。この世界に生きている本当の喜び、面白味を味あわないようにシフトされてしまっているんです。具体的にいえば、しつけ、教育、その家の家風などでしょう。家風というと大げさに聞こえますが、その家その家の日常の暮らしのことです。たとえば、気性の激しいお父さんとか、自信のない様なお母さんとか、その逆の組み合わせもあるでしょう。
【なつかしい】セミナーとは、そういうシフトにされる以前にもう一度戻ろうというものです。私たちが生を授かるとは、実はしつけや教育や家風などに染まる前の、もっともっと大事なものとして生を授かっているという事です。だけどかなり多くの人が、あの家に生まれたからとか、この国に生まれたからとかいって運命論者みたいになっていますけどね。でも実はこの世界は満ち満ちている。ひとつ欠けても私たちはこの世に生を授からなかった。そこまで戻っていきます。では、何が満ちているのか?それを確認するのがセミナーのポイントになります。これは実際にセミナーを体験してもらえば分かりやすいんですが、本当は世界は満ち満ちているんです。ところが私たちの周波数の合わせ方がね、少し間違ってるんです。この社会の、便利なように見えるシステムにチャンネルを合わせてしまっている。もう少し激しい言葉でいえば、そのようにさせられている。

Ch:それは現代社会ということだけじゃなくて、今までの時代を通じて社会のシステムは【なつかしい】を思い出せないようなシステムだったということですか?

K:こういう事は非常に大胆なたとえで言った方が分かりやすいと思うんですが、エデンの園の話がありますね。この旧約聖書がすべて事実だったかどうかは一応置いときましょう。ただ、エデンの園のアダムとイヴのストーリーっていうのはとても有名ですが、エデンの園ってどこかの場所みたいに言ってるけど、僕が思うにエデンの園は実は言葉のことなんです。
そこに禁断の実がなっている。食べてはいけないという果物ですね。これは色々に解釈できると思うんです。禁断の実も言葉だとすると、私たちの人間関係において、それだけは言っちゃならない、とんでもないことを言ってしまった。人に対して傷つけることを言ってはならない。これはどの国でもあると思うんです。それなら、そう思うだけで言葉にしなければいいのか。エデンの果実って何かと言いますと、ある言語『自分はダメなやつだ』と自分に向かって言葉を発することなんです。叫ばなくても声帯を震わせなくても、人間は言語で思考しますからね。
言語で思っている世界の中にも、色んな草や木、そして岩とか石とか山や川があるという事です。僕が言葉とエデンの園はまったく同じものと言ったのは、人間は言語で行動を決め、言語に反応しているからです。それから、自分の中でも(今、このインタビューを録音していますね。仮にしていなくても)言語が鳴り響いてんですよ。ここを【なつかしい】ところまで戻して行かないといけないという事です。

この旧約聖書だって言葉で書かれていますね。アダムが土からできました。そのアダムの肋骨からイヴはできました。妙な所に力こぶが入ってますね。アダムから肋骨、肋骨からイヴ、そういう風に言語は次の言語を導くし、その言語を聞いた人は『あ、そうなのか』って言語を発するし『やっと分かったぞ』とか『そんな馬鹿な』とか、また言語で言うんです。もしくは思うんです。
『あなたをとても愛しているわ』とか『私の大好きな赤ちゃん』とか言うのも言語です。だけど人間の子どもというのは、相当面倒みないと自立はなかなか難しい。面倒みてくれる期間は、妊娠中の10ヶ月で生まれてきて、あと10ヶ月くらいではとても無理なんですよ。もしかしたら何年も、もしくは10年も20年も30年も、場合によっては一生かかることがある。でも生命学的にいうと、その時には親はいません 。ところが声はずうっと、その親が死んでも鳴り響いてる。それは何かと言ったら、自分が自分の存在に対して親みたいに罰する、ジャッジする。そこをもっと手前、なつかしい所に戻って行こうという事です。で、僕はそれを皆さんより早く思い出したからね、という事です。

この世ってなんてシンプルなんだ。満ち満ちているっていうのは、こういう事だったのか。皆さん、チャンネルを持ってるけど、そのチャンネルはほとんど親もしくは更に親のおじいちゃんやおばあちゃんや、街を歩けばその界隈、社会それから法律、場合によっては宗教、色んなもので設定されているんですね。そこへ行く手前の状態、それが【なつかしい】っていう事なんです。ところが、その周波数すなわちチャンネルが封印されてしまっていますから。多くの人が、そのチャンネルがある事すら思い出してないので、まずチャンネルがあるよ、みんな持ってんだよ、チャンネルがあるから生まれたんだよって事を、このセミナーは三日間、体と心を使ってやっていきます。

Ch:【なつかしい】っていう状態は、簡単に言ってどういう状態ですか?

次回へ続く。

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