高柳龍太郎さんへのリレーインタビュー

株式会社Ritta代表の山中真奈さんからのリレーインタビューは、学生企業家で合同会社ジョブライブ代表の高柳龍太郎さんです。
リレーインタビューの場所は、前回の山中真奈さんの時と同様に神保町のコミュニティスペース『TOKYO PRODUCERS HOUSE~プロハ~』。ここは“誰かが何かを始める/形にする、秘密基地”です。
その正面の大きな本棚中央に真っ白いパネルが置いてあり、こう書かれています。

”やりたいを、シゴトに”

前日私からメールで、私が南三陸出身で3.11で親族5人を亡くしたことを契機にこういった社会活動をしていることをお伝えすると、すぐに高柳さんから「アツい想いを聞けて、胸が熱くなっています!」と返信がありました。
さあ、アツい男同士のアツ苦しくない対話にご期待ください。(聞き手:昆野)

――どのような仕事をされているんですか?

高柳龍太郎さん:4つありまして、1つは『1日仕事体験プログラム』というものを提供しています。
大学生や転職しようとしている社会人などが、就活・転職の際に実際に企業で仕事を体験してみるものです。当初は参加費をいただいていましたが、今は受け入れる企業がお金を出してくれるので参加者は無料で体験できるようになりました。

2つ目は『就活サポート』です。
定期的に就活相談に応じています。相談内容によっては、その学生に合いそうな社会人の方をお繋ぎしたりする事もあります。他にも、企業への知識を深めた方が良い場合は『1日仕事体験プログラム』に招待したり、多くの企業を見た方が良い場合は合同説明会を紹介したり、面接対策・ES対策などのサポートも行ったりしています。1人1人に合った機会を提供することを心掛けています。

3つ目は、コワーキング(シェアオフィス)、イベントスペースの運営です。
副業している人、起業しようとしている人、本業をやりながら自分のやりたいことを見つけたい人など、そういう人たちを応援するために場所を提供しています。個人のワークスペースとしての活用だけでなく、イベントを主催する人向けのイベントスペースも完備してあります。また、定期的に若手社会人の交流会やビジネス勉強会なども実施しています。

4つ目は、人事コンサルティングです。
企業様にとって、求めているような人材を獲得するための戦略を一緒に作り込んでいきます。必要であれば、チラシやポスターなどのデザイン・説明会などの企画作成なども行っております。

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 コワーキングスペースでのイベントの様子(前列中央左が高柳さん)

 ―― 一人で切り盛りされているんですか?

高柳龍太郎さん:共同代表がいまして、役割分担しながら進めています。

――会社設立は2015年4月ですが、やってみてどうですか?

高柳龍太郎さん:やあ、面白いですね!(笑)

――元々起業願望があったんですか?

高柳龍太郎さん:そういう訳ではないんです。
いろんな人に自分の想いを発信していった結果、今の共同代表と運命的な出会いに繋がりまして。一緒に活動を始めてから可能性を感じるようになり、起業に至りました。

――運命的?

高柳龍太郎さん:はい。お互い共通の友人2人が、別々に引き合わせてくれたのが今の共同代表だったんです。3回目の再会で、お互い運命的なものを感じて一緒に仕事をすることになりました。
共通の思いは誰もが『やりたいことを、シゴトに』してほしいということ。その想いをお互い色んな人に発信したから、巡り合わせで繋がったんだと思います。
それからまず始めたのが『1日仕事体験プログラム』で、2014年の8月にスタートしました。

その後、半年間毎月開催していたら参加者が意義を感じて応援してくれるようになりました。起業したのは2015年の4月。本職は学生なので、アルバイトでお金を稼いで自分のやりたいことに投資したり、授業の合間に企画書を作ったりしていましたが、段々やりたいこと一本で生きていきたいなと思うようになってから、起業という道を選択したいと思いました。

――いいですね!でも、なかなかそう思えない人が多いですよね。
仕事は多少我慢してでもやらなくてはと、我慢が先にくる。多くの大人は仕事が楽しいと思えず、不合理や理不尽さを感じながら「しょうがないな」と思って生きているようです。

そうすると、その人の心の中に歪が生じてしまいます。

高柳龍太郎さん:そうそうそう、そうなんですよ!

――一人ひとりの心の歪は、社会の大きな歪になっています。そういう状況では子どもたちにとって、いいはずないですよね。本人はそんなことを考えることもなく、自分の心の中の歪にも気づいてなかったりします。
困った大人が多いですね(笑)。

高柳龍太郎さん:大人を見ていると、つまらなそうにしている人ばかりじゃないですか(笑)。うつむいて歩いていたり、電車の中ですごく疲れているような表情をしていたりとか。

――大人が楽しく生きていないと、子どもたちは大人になったらあのようにしなくちゃいけないんだと思ってしまいますよね。大人たちは「仕事はつらいものだ」とか、「お前達もそのうちわかるよ」なんて、平気で無責任なことを言ったりします。つまらないのは自分の問題であって、少なくとも子どもたちの希望を奪ったり、巻き込むことのないように気をつけなければならなんですが。

高柳龍太郎さん:仕事は楽しくないものという、決めつけがあるんじゃないかと思いますね。

――いつ頃からそう思うようになりました?何かきっかけがあったんですか?

高柳龍太郎さん:自分は「これがやりたい!」と思ったことを発信し行動し続けた結果、やりたいと思えるし、楽しいと思える今の仕事に至るので、その過程の中でそう思うようになりました。なので、やりたいことを見つけてから、それを仕事にするまでの話が出来たらと思います。一歩踏み出した一番初めのきっかけは、高校3年の時に環境問題を解決するという夢を抱いたことです。

地元が高尾で自然豊かなところですが、川を見ていると毎日ゴミが増えている。その“瞬間”にゴミを意識している自分がいるなって気づいたんですよ。ゴミや環境問題に興味あるかもって思った時に、すぐにブックオフに行って環境問題の本をむさぼるように探しました。するとその中に『本当の環境問題』という寺田寅彦さんの本があり、それを読んだ“瞬間”衝撃が走りました。

そこには自分が知っている環境問題とは、全く違うことが書かれていたんです。

――全く違うことってどういうことですか?

高柳龍太郎さん:例えば、CO2削減することで地球温暖化を食い止めることができると僕らは認識しているじゃないですか?その本に書かれていたのは、温度が上昇することによって、CO2が増えているという全く逆の説が書かれていたんです。つまり、まだ科学的根拠は決まっていないということが書かれていました。
自分は本質を知らなかったんだという衝撃と、周りの人も知らないことの危機感がありました。今でも社会というのは課題を改善はしているけど何ら解決できていないんだなと気づいて、「もっと社会を良くしなきゃ、もっと環境問題を解決しなければ」と強く思いました。
それをやるのは「自分しかいない!」。そういう変な使命感に駆られてから大学を選択し、大学生活を“社会課題を解決することのために捧げよう”と考え活動し始めました。

大学1年の時は、自分が今まで信じきっていたほどに強い情報を発信しているメディアの裏側やしくみを知ろうとメディアを受講しました。また、自分がメディアを使う側になってみようと思い、イベントを企画したり、WEBのニュースメディアを立ち上げたり、SNSでマーケティングとか、大学1年は自分がやりたいことを実現するための修行の期間として1年間通しました。

大学2年になって、まさに社会課題を解決しようとしている人たちと直接お会いして、彼らを繋げる活動を始めました。
繋げる活動をしている中で出会ったとある団体は、学生のやりたいことや社会に対して疑問に思っていることをアウトプットし、イベントの企画に落とし込んで提供していました。
その団体の活動を体験した“瞬間”「あっ、こっちだな!」と思ったんです。
課題解決をしている人をつなげるのではなく、育成することをしようと。

大学3年、社会課題を解決しようとする学生の思いを育て実現していこうと決めて、団体を立ち上げ運営し始めました。
「学生がやりたいことのサポートをしよう」そう決心したんです。

ところが、いざ学生が就活のタイミングに差し掛かってくると、私がサポートしていた学生はその活動を続けようという思いからこのまま続けても自分のやりたいことはできない、という思いに変わってしまうんです。それで就職先は保険会社や銀行など、まったく見当違いな会社に入って自分のやりたいことを諦める。
それがすごくさみしかった。

――みなさん、何時までも学生気分でいる訳にはいかないと思えてくるんでしょうね。

高柳龍太郎さん:社会に出るという事は、やりたい事を我慢する事だと思いがちなんでしょうね。僕の場合は、自分がこれだと思ったことをそのまま実行してきた人生なんです。自分のやりたいことを実行し、発信していく中でものすごくいろんな人と出会ってきたしすごく楽しかったという経験がある。
僕の中には、やりたいことをやっている“瞬間”が最高だと思っている自分がいますが、僕がいろんな学生と知り合い関わる中では、やりたいことを貫ける人は少ないと感じています。

みんなやりたいことで、もがいている“瞬間”はとても楽しそうですが、それを諦めた“瞬間”楽しくなさそうな表情に変わってしまい、その思いがすごく伝わってくるんです。
僕の中では、やりたいことを見つけ、実現し、継続することがやっぱり大事なことだと実体験を通して確信をもったので、学生がやりたいことを実現していくサポートをしたいと思ったんです。
それが大学4年のことでした。

――みんな「そろそろ就活しなくちゃ」と思っちゃうんでしょうね。

高柳龍太郎さん:自分のやりたいことを仕事にするというリアリティがないんですよ。だから就活は大変だと思っている。義務感だと思っている。今の学生の多くは経験がないからちょっと怖いというのもあるし、やりたいことを実現する方法がわからないだけなんですよね。

学生に対して感じることは、圧倒的に経験が少ないということ。そのために選択肢が狭くて少ないんです。だから『1日仕事体験プログラム』で経験することで、自分の思いをカタチにしてもらいたいと思っています。

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大学2年次の、環境系団体をつなげる活動の様子(ヒッチハイクで日本一周)

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大学3年次に立ち上げた、ソーシャル/教育系団体のMTG風景

――『1日仕事体験プログラム』を受け入れてくれる企業は、どのような選定基準で選ぶんですか?

高柳龍太郎さん:選定基準は、その企業での働き方に誇りを持っている人がいるかいないかで決めています。そこで働くリアルを提供したいと思っているので、その業界をよく知っていて、楽しそうである事が重要だと思っています。また、作る上で大事にしている事としては、あくまで機会を提供することを意識しています。実際に体験してみてそこで働きたくなかったらそれでいい。

僕は“感情が動く機会”をもっと多くつくりたいんです。

『1日仕事体験プログラム』はその一環であって、実際に商社や銀行、不動産とかの仕事を通じて体験してみるというもの。今までに、編集者・商社・銀行・不動産・実業家・ヘアメイク・保育士・人事など色んな業種体験を届けてきました。やってみると楽しかったり楽しくなかったり、できるかできないかがわかるんですよ。それらが明確になることによって、その人の新しい選択肢を広げていくことになると思っています。
自分で人生を選択する機会になるなと思っていて、あくまで僕らは体験や“感情が動く機会”を提供することをメインにやっていきたいなと思っています。

――『自分らしく生きる』ことと一緒ですね!体験を積んで『自分らしさ』を実感できて初めて、『自分らしく生きる』ことにも実感できると思います。

高柳龍太郎さん:また今の学生は体験の機会を提供するだけでは意味がなくて、実際に体験してみてどう感じたか、感じた結果どういう進路を今考えているのかを、定期的にみてサポートすることが大切だと思っています。
なので、弊社では就活相談に乗ったり、起業を実現するための相談を受けたりして、やりたいことを仕事にするためのアフターフォローまで組み込んで対応しています。

DSC05176 縺ョ繧ウ繝偵z繝シ仕事体験プログラムの様子(編集者体験)

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就活支援の様子

――高柳さんは学生企業家だから会社に勤めたことはないと思いますが、経験的にご自身も他の企業で仕事をしてみる必要性は感じないですか?

高柳龍太郎さん:すごく感じています!実は既に1社内定をもらっていて、来年秋から働く予定です。

――それはいいことですね!

高柳龍太郎さん:その会社は副業OKなので、今のジョブライブの運営も一緒にやります。

――その会社とも何かのご縁を感じますか?

高柳龍太郎さん:感じますねー。逆求人というイベントに参加して出会ったんですが、自分がやりたいことや今までやってきたことを企業にプレゼンして、後日企業側から逆オファーが数件来るんです。いろいろお声掛けいただいたんですが僕のブースに来てくれた企業の中で、一番アットホームでオフィスがきれいで、かつSEのスキルを磨けそうな会社だったのでそこを選びました。

――高柳さんのように学生で起業する人は、ごく稀だと思いますが、社会人になって数年経ってから起業したいと思う人は増えていますか?

高柳龍太郎さん:増えていると思います、人生の転機になるので。25歳・26歳ぐらいになると結婚を考えたり、今の会社にいるか辞めて新しい道を歩んで行くか、人生のターニングポイントだと思います。その年代にとって、起業するという選択肢は数年前に比べて多くなったと思います。そういう人を取り上げるメディアが増えてきたということもありますが。

――自分のやりたいことがはっきりしている人と、何をしたらいいか迷っている人どちらが多いですか?

高柳龍太郎さん:後者ですね。明確な意思をもって進んで行こうとする人は、どちらかというと少ない。
結局、就活している人の多くは、企業の選び方や働き方の選択の仕方がすごく“ぼやー”としていて、一応人生を振り返って自分に合っている会社を選択しているけど、合っているから選択しているんですよ。今まで生きてきた中で何か社会に対して疑問を感じたり、社会に還元したいなという明確な思いをもって就職先を探している訳ではないので、社会に出て働き始めて3~4年目に「う~ん、やっぱ違ったなあ」と感じる。
転職する人の7割程度がそうじゃないですかね。

――そもそも学校でそういう意識づけも動機づけもしないですからね。

高柳龍太郎さん:そうなんですよ。そうなんですよ。

――そういうところから変えていけば、就職先を見つけることよりも、自分のやりたいことを実現する手段として就職するか起業するか、あるいは旅に出るか(笑)を選択するようになるんでしょうね。

高柳龍太郎さん:そうなんですよ。今の弊社のフェーズではないので、特にそこに力を入れてはいないんですが、いずれは高校のキャリア教育に参入したいと思っていて、『1日仕事体験プログラム』や『カッコいい大人と出会う機会』を高校生に届けたいなと思っています。

――カッコいい大人ね!確かにそうですね。

高柳龍太郎さん:今の高校生はそういう大人と出会う機会が圧倒的に少ないし、自分自身もそうでした。自分のやりたいことに気づかなきゃという危機感というか、思いに駆られる機会がないんです。
僕自身は予備校の時に、チューター(時間管理や進路管理をしてくれる人)さんが、大学を選ぶ時点で将来何をしたいのかを考え、逆算してそれを達成できる大学を選んだ方がいいとアドバイスしてくれました。

そのことがきっかけで、「自分の心が揺れ動くワクワクする“瞬間”」を日常の中で探ろうという毎日を送り始めました。それがなかったら今の自分はなかったと思います。自分は何にワクワクするのか、自分はどんな人間になりたいのかに気づく機会を与えてくれる大人が、少なすぎるんじゃないかと思います。

――学校の先生と話しても全く埒が明かないですからね。

高柳龍太郎さん:しょうがないと思うんですよね。小中高の先生は教職を取ってそのまますぐに先生になっている。大学生活までの人生観で先生になっているから、そりゃ選択肢が少ないですよね。

――私は長い間企業に勤めていながらもかなり自分の考え通りに仕事をし、自由に生きてきたので、自分の子どもたちにも“ねばならない”という制約をできるだけもたない生き方をしてほしいと伝えています。思う存分生きてほしいと。
ところでどういうお子さんでしたか?

高柳龍太郎さん:やんちゃというか、みんなを引っ張って遊びをつくったり、遊びやろうぜと声を掛けるようなタイプでしたね。裏山で木登り競争とかサッカーや鬼ごっこをしたり、外でしか遊んでなかったですね。

――その頃、夢ってありました?

高柳龍太郎さん:小学生の頃は医者になりたいなと思っていましたね。

――へえー、どうしてですか?

高柳龍太郎さん:ブラックジャックに憧れてたんです。カッコいいなって思っていました。いろんな人を救う仕事って最高だなって思いましたね。でもある時、学力が足りないことに気づいて志半ばで挫折しました。

――そうでしたか。これから子どもたちに何を伝えていきたいですか?

高柳龍太郎さん:「いろんな大人を観ろ、感じろ」と言いたいです。そして「感情が揺れ動く」ことをしてほしい。
遊んでいて楽しいとか、勉強がつまらないとか、ネット見ていて面白いとかあるけど、もっともっと幅広く体験してもらいたいし、体験していく中で感じたことを素直に言葉にしてもらいたいなあと思いますね。

――今後どういうことをしていきたいですか?

高柳龍太郎さん:自分の感情の機微に気づけるような体験の場を、もっともっとつくっていきたいし、それを実現するためのノウハウをもってアドバイス等を継続してできるような実践と改善の場をつくっていきたいと思っています。

現在、『むらいくプロジェクト』をやっているのですが、長野県栄村秋山郷に学生を連れて“手掘り温泉”とか、都会にない体験を提供しています。村の方々の温かさなどを感じて戻ってくると、「何かしたい!」と思いに駆られるようです。村って可能性があるなって思います。
村の方々にとっても、「参加した人たちは何が良かったのか」を共有することで、観光資源の再認識になったりします。お互いがwinwinになれる学びの機会だと思うので、もっともっと推進していきたいと思っています。

また、共同代表は『無人島プロジェクト』という、無人島に行って“生きるを学ぶ”機会を提供しているのですが、それもすごくいい気づきができる体験になると思います。

村での暮らしや、何もないところで学ぶ…いろんなシーンでの体験の場をつくって、社会の中で自分の感情に気づき、自分のやりたいことを仕事にして社会に還元してもらえるような機会を提供していけたらいいなと思っています。

――とても興味深いお話し、ありがとうございました。

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現在活動している「むらいくプロジェクトの様子」

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無人島プロジェクトの様子

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講演している高柳さん。なぜか踊っているような腰つき(笑)

 

インタビューの後、さっそく「やりたいを、シゴトに」のパネルをもって写真を撮らせていただきました。

高柳龍太郎さん

「何だか囚人のようですね」と私。(二人とも大笑い)

 

お話しをしていて、“瞬間”と“感情が動く機会”いう言葉が印象的でした。
いつも心の琴線に触れるような生き方をしつつ、直感を信じ直感に従って生きているからこそ“瞬間”という言葉がでてくるのでしょう。
たとえ感受性が高くても、多くの人たちは思考に遮られ思考によって捉え直そうとします。つまり損得や良し悪しで考え迷い、結局、違う選択をしてしまいます。

社会というものは、それぞれの人のそれぞれの想いがタコツボのような状態で息づいているところです。
タコツボから外に出て、世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考えがあって、いろいろな生き方があることを知ることはとても大切なことです。

そして自分のやりたいことをして生きていいんだ!と気づいた時、はじめて人は他の人の生き方や多様性を認めることができるのでしょう。
まずは自分の思考によってつくり出した、制約や抑圧から解放されることです。
それは新たな体験を通して、自分の意識の中から思い起こされ手放していくもののような気がします。

高柳龍太郎さんは、自分の直感を信じ直観に従って生きる“揺るぎない人”でした。

 

■高柳龍太郎さんのプロフィール

高柳さん1992年、東京都の高尾生まれ。立教大学在学中の17卒学生。大学2年次に1年間休学し、ヒッチハイクで日本一周。大学3年次、社会課題を学生のアイディアで解決していく学生組織を創設し、さらに1年間休学する。大学4年次、「やりたい事を見つけ、実現できる人を増やしていきたい」という想いを実現するために、合同会社ジョブライブ(http://joblivecompany.jp/)を創設。現在は、「やりたいを実現する場所」としてコワーキング/イベントスペースの運営、「やりたいが見つかる企画提供」としてシゴト体験プログラム(1dayインターン)の運営、「一緒に働きたいを見つけるお手伝い」として人事コンサル/就活コーチングを行っている。

 

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