日常と非日常

私は南三陸を訪れる度に多くのボランティアの方とお会いしました。被災された方々にとって、その存在はとても大きく暖かいものだったと思います。
一方で、普段私は東京で暮らし仕事をして多くの人と接しています。若い人もいれば大先輩もおられます。そんな中で私は、ボランティアの方々は被災地に行くことで普段実感できない何かを感じているのだろうと思いました。そこに日常と非日常という言葉が現れてきました。

私自身『起業のきっかけ』として、仕事を通して社会との関わりを実感したいということがあったので、ボランティアの方々も現状の仕事や暮らしでは実感できない何かを感じていると思えてなりませんでした。 それは非日常ともいえる被災地が自分と社会との接点を見出せる場所であり、生きていることを実感できる場所でもあると感じているのではないかということでした。

裏返してみると、そういうことを日常の中では感じる機会が乏しく、仕事や暮らしに楽しみが感じられず笑うことすら少なくなっているのではないかと思えてきます。生き甲斐や自分の存在意義など、少し深刻な考えに方に自分を追い込みそうになっているかも知れません。
結局、ボランティアに行くことでどこかの誰かの役に立つ喜びを知りながらも、日々の生活の中ではきっかけすら掴めずにいる人が多いということではないでしょうか。

今回「TEAM社会企業家」を立ち上げた理由の一つが、この点にあります。

一日の大半の時間を仕事に費やしている人が多いと思います。しかし仕事で楽しみや喜びを味わうことを諦めている人は多いのでは。それを仕事だからと割り切り、収入のため暮らすためにはしょうがないと口にする人も多くいます。

何かに諦めて生きることは、その分「自分らしさ」から遠ざかっていく生き方に他ならないと思います。そういう生き方が蔓延しているのが今の社会ともいえます。その状況を誰かや何かのせいにして、自分は我慢し精一杯生きているという思考や行動に変わっていきます。誰かや何かを、漠然と世間とか世の中とか社会という人がかなりいます。

私はそんな多くの人に、日々の仕事や暮らしの中でも「自分らしさ」を取り戻し生き生きと生きてほしいと思います。それぞれが「自分らしく」生きる、ただそれだけでいいと思っています。心底楽しいと感じることは、いつもそこにあります。

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写真は、オクトパス君がBRT志津川駅で切符を買おうとしている様子かな?

 

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