社会と会社

会社のことを組織と呼んだりしますが、機関も組織のひとつです。金融機関や交通機関などです。機関の同音異義語で器官ということばがありますが、面白いことに機関も器官も英語ではorgan、最初に書いた組織もorgan、そして臓器も実はorganといいます。
普通に使っている日本語を外国語に言いかえてみると、別の景色が現れることがあります。organは英語読みでオーガン、ドイツ語読みではオルガン。オルガンって、そう、パイプオルガンやハモンドオルガンで知られている楽器のことですよね。その音はみなさんも聴いたことがあるでしょう。名プレイヤーで作曲家のバッハや、ちょっと前にはジミー・スミス。あるときは荘厳で、あるときは切なく優しく響きました。

社会的動物の典型が人間といわれています。社会人、社会面、社会的、社会性、社会史などなど。だとしたら、きっと無意識に自分の身体ソックリに自分のまわりを作っていこうとする傾向が出ているはずです。まるで臓器のように。まるでオルガンのように。世界を、国を、社会を、会社を、まるで自分自身の身体に似せるように仕立ててきたはずです。いいとか、悪いとかではありません。

これらの無意識を週に一度ほど意識して観てみることは、実はそれほど難しいことではありません。しばらく続けていると、そうすることが楽しくなってくるのを実感するでしょう。さらに、面白いライフスタイルになっていくと思います。

次回は、会社と人間をハグします。

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